福士さんのりんご特選トキ10kg(青森県産)_s25
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販売開始:2023年09月05日
販売終了:2023年10月20日
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商品内容 | トキ10㎏(特選・32玉前後) |
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栽培方法 | 特別栽培(農薬減・化肥無) |
出荷時期 | 10月上旬~中旬頃出荷予定 天候等の影響で変更になる場合がございます |
産地・生産者団体 | 青森県・福士農園 |
※沖縄へ配送の場合+1400円
りんごの品種:トキってどんなりんご?
トキは青森県を代表する、黄色りんご。王林とふじの交配で誕生しました。果皮は浅黄色、たまに薄ピンク色をしています。
酸味が弱く、コクのある爽やかな甘みとシャキシャキした食感が人気。果汁たっぷりで、味わいはもちろん、香りのよさが自慢の品種です。
青森・福士さんのりんご物語
りんごの特別栽培をはじめたきっかけは何ですか?
福士忍顕さんは1970年頃、水田に盛り土をしてりんごの栽培をはじめました。
当時は慣行栽培ではじめましたが、りんご栽培をはじめて10数年ほど経った40歳の時に、重い病気に罹ってしまいました。
そのときに、体を作っている「食」の安全性の重要性を身にしみて感じたそうです。
りんご農家として、福士さんは「良いリンゴとはどのようなものか」と自問し続け、
「美味しいのはもちろん、安全性も大切」
「自分のりんごを食べてくれる人に、できる限り安全安心な物作りをしたい」
「安心して丸かじりできるりんごをお届けしたい」
という想いが自然と湧き上がって、特別栽培を志しました。その想いが心の源にあるからこそ、今も手間のかかる作業ができるとおっしゃっています。
りんごの味は剪定で決まる!?福士さんは、吹雪の中でも剪定をします
真冬の吹雪で、上を見上げられないときでも、手にノコギリとハサミをもって、りんごの樹を剪定(せんてい)します。
その期間は、1月~3月の約3カ月間。りんごの樹の剪定はとても大切で、これをしないと美味しいりんごはお届けできません。
剪定以降の作業としては、米ぬかを原料とした肥料を散布したり、年に4回ほど全員総出で草刈りをしたり、収穫日の早い品種から順次摘花をしながら、秋~冬に順番に収穫時期を迎えます。
自然で豊かな果実味のために「葉取らずりんご」にこだわっています
「葉取らずりんご」ご存じですか?一般的な方法は、まんべんなく日の光が当たって、りんごの色付けを良くするために、果実の周りの葉を取り除きます。「葉取らず」とは、その名のとおり、葉を取らずにりんごを生育させる栽培方法。
福士さんは、「りんご本来の味を追求したい」という一心で、葉を束にまとめ上げてりんごに色がつくようにしています。りんごの樹の葉を残すと、何か良いことがあるのでしょうか?
自然に葉を残すことで、より多くの光合成が行われます。光合成により糖度が上がり、豊かな果実味が生まれ、さらに果肉密度が増して、棚持ちも良くなるんだそうです。
パツンと切ってしまうのと比べ、太陽光が当たるように葉を束ねていく作業は手間がかかります。けれども、皆様に美味しいりんごをお届けするために、福士さんは「葉とらず」にこだわっています。
福士さんは「特別栽培りんご」のプロフェッショナル
青森県の特別栽培認証は、2014年に取得しました
福士さんは独自の防除体系を確立し、1980年代以来40年以上、化学合成農薬を慣行栽培の半分以下に減らした栽培を続けています。青森県の「特別栽培農産物認証」は、2014年に取得されました。
特別栽培は土作りと、事前の防除が大切です
元気な土から、おいしいりんごは育ちます!元気な土づくりのポイントは、「ボカシ堆肥」。殺菌効果が高いと考える「EM(有用微生物群)菌」や、特定防除資材の「重曹」、「米ぬか」も活用し、土づくりを行っています。
化学農薬を50%以上削減し化学肥料一切不使用でも、美味しく美しいりんごを育てられるのは、工夫を重ねて元気な土づくりをしているから。
そして、防除の基礎になるのは、独自の「病害虫予察」と「天気の長期予報」、そして40年以上付けている「日誌」です。長年の勘だけを頼りにせず、様々な記録を大切にしています。
福士さんは、園内を歩いて病害虫の発生状況を小まめに観察し、天気予報や過去の栽培日誌を参考に、適切な防除方法を組み立てています。長年の経験の積み重ねと、地道な作業が基本となっています。
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