無農薬りんご2kg(青森県産)(家庭用)(有機栽培同等)_s26
販売開始:2024年10月01日
販売終了:2025年02月15日
数量
商品内容 | りんご2kg前後(玉の大きさにより2kg以下の場合がございます) |
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栽培方法 | 無農薬・有機栽培同等(化学農薬不使用・化学肥料不使用) |
出荷時期 | 10月下旬~1月出荷予定 数量限定のため受付順に出荷します 午前中までのご注文を翌営業日発送 (土日祝日の受注処理・出荷はお休みです) |
産地 |
青森県 |
受付順に出荷致します。
希少な無農薬りんご(有機栽培同等)をお届けします
2024年今年の栽培状況
2024年春に吹いた大風で花粉が飛ばされ、全体的にりんごの実が少ない傾向です。夏は去年に続く全国的な猛暑ですが、9月現在は順調に生育しています。11月頃からは収穫量の一番多い「ふじ」の収穫が始まります。
今年は、有機JAS認証を受けている福田さん、留目さんのりんごは、有機栽培同等としてご案内させていただきます(※)。また、加藤さんのりんごは、有機JAS認証は取得していませんが、農薬不使用で栽培しています。
※福田さん・留目さんの有機栽培同等とは:有機JAS認証を取得しているりんごですが、有機認証を取得していない場所にて小分け作業をするため、有機栽培同等としてご案内させていただきます。
福田さんからのメッセージをお伝えします。
「闘病されている方や、化学物質過敏症で慣行栽培のりんごが食べられない方など、お困りの方、オーガニックりんごを必要とされている方にぜひ届けてください」
今季も、希少な無農薬りんご(有機栽培同等)を届けさせていただきます。
※大変申し訳ございませんが、生産者をご指定いただくことはできません。
無農薬りんご(有機栽培同等)の生産者をご紹介します
福田さん
青森県でりんごの有機認証を取得している生産者は、たった5名だそうです。
りんごを慣行栽培で使う農薬を使わずに栽培をしていると「バカじゃないか」と言われてきました。
その理由は・・・有機栽培の場合、虫がつかないように対応をする回数が多く、とても手間暇がかかること。それにもかかわらず、最終的な収穫量は、慣行栽培の1/3。「商売として成り立たたないのではないか?」と言われたそうです。
それにもめげず、有機栽培のりんごが必要な方に届けるために、絶対に有機栽培のりんごを育てたいと信念をもって、福田さんは17年間、化学合成農薬、化学肥料を使用せず、様々な試行錯誤をしながら栽培を続けてきました。そして2005年に、有機JAS認証を取得しました。
福田さんのりんごファンは、全国にいらっしゃいます。
太陽をたっぷり浴びて育ちます
農薬や化学肥料を与えない分、太陽をたくさん浴びて、病気にならないようにします。だから1本の木になる実がとても少ないのです。
私たちが訪問したのは、ちょうど摘果の時期。
畑を廻り説明しながら、次々と有機りんごの実を落としていきます。
あまりにも落としていくので、どのようなりんごを落とすのか聞いてみました。
(1)りんごとりんごの間隔を一定にする
(2)元気がない実
(3)長年の勘 とのことでした。
研究熱心な福田さん
研究熱心な福田さん、有機栽培の勉強会にも積極的に参加しています。ご自分でもいろいろ研究されており、毎年摘果したりんごを使って、自家製アップルビネガーを作ります。このアップルビネガーは、いろいろな病気の予防なるそうです。
これで、病気に強くなり、見た目も慣行栽培と変わらないオーガニックりんごが出来るようになりました。野菜にも使えるそうです。
留目さん
農業の研究をしているときにご自身が体調を崩され、東洋医学に目を向けたことが大きな気づきにつながりました。1週間の断食により体の痛みがなくなり回復された経験で、食物の研究をはじめた留目さん。体と食べ物の両面からアプローチできるよう鍼灸師の免許も取得され、治療院も営んでいらっしゃいます。
食べ物は人間のカラダと健康に直結しています。鍼灸師と農家の両方の視点から「医食同源」の考えをもとに、本当に体に良いりんごや食物の作り方を研究しています。
有機栽培でりんごを育てています
有機JASの認証を受けるには、厳しい基準をクリアしなくてはなりません。病気や害虫に弱いりんごを守るためにさまざまな研究を重ねました。
防除には有機JASで許容されている硫酸銅や硫黄剤、放線菌などの資材を利用します。また、虫が嫌がる波長や光線などを使ったり、時には月の満ち欠けから虫の動きを読んで先回りしたりと、あの手この手を使ってりんごを守ります。
手間と時間をかけ、あらゆる知恵を総動員して有機JASりんごを育てています。
肥料は自然の巡りを考えて
地球がしていないことはしない。それが留目さんの方針。
まず「土とは何か、土を知るには地球の成り立ち、そして生命の発生、進化を知る」ことからはじまりました。施す肥料は「石」つまりは「ミネラル」を基本としています。
3種類の花崗岩をブレンドした粉末を使い、畑に撒いています。 さらには貝化石のカルシウム、ドイツの鉱山から採れたマグネシウムなどを使い、ミネラルを豊富に含んだ水を吸収して、甘みと酸味、香りが調和した有機JASりんごが出来上がりました。
また、冬に剪定をしたりんごの樹を貯蔵庫で1年保存し、薪ストーブの燃料として使った後の灰は、雪の上からりんごの樹の周りにかけます。これがカリウム肥料となります。これぞSDGs。地球循環型農業です。
加藤さん
青森県の黒石市でりんごを育てています。黒石市は、津軽平野の真ん中に位置しています。南に岩木山や白神山地、東に八甲田連峰や十和田八幡平国立公園が広がります。山や小川に囲まれ、自然の恵みをたっぷりと受けて、無農薬りんごは育ちます。
降り積もる膨大な雪が、春になるとゆっくりと溶け出します。清らかな源流が集まって川となり、浅瀬石川・岩木川から豊かな水量が確保されます。黒石は、気候風土ともに、りんごの栽培に最適の場所です。
加藤さんは、無農薬園地では10年以上化学肥料と有機肥料を使用せず、土壌の浄化を行っています。ここ黒石で、農薬を使わずに育てたりんごをご紹介させていただけることになりました。数量限定でご案内させていただきます。
加藤さんは全体の2割の圃場で無農薬栽培をしています
安全第一・健康第一で考えると、もちろんりんごもすべて無農薬で育てたい。しかし、りんごは無農薬による減収率が90%と圧倒的に高く、りんご栽培で完全無農薬はとても難しいのです。
現在、加藤さんは圃場の8割には薬剤散布をしています。モリニヤ病、黒星病、モモシンクイガ害虫など、りんごの大敵に立ち向かうために、減農薬栽培(青森県特別栽培農産物認証)にて栽培しています。
りんご圃場の残り2割、3ヘクタールで無農薬栽培りんごを作付けしています。栽培期間中、無肥料、無農薬、無除草剤で育てています。
どうして農薬を使わずにりんごが栽培できるのしょうか?
無農薬で甘い果物を栽培するのは、普通に考えてもとても難しそうです。どのように栽培されているのでしょうか?
加藤さんは「安全でおいしいりんごを届けたい」という強い想いで、無農薬りんごを作り続けています。そして、無農薬でりんごを作るために必要なのは、早めの対応です。毎日園地を周り、樹・葉・実の状態を目視確認しています。
病害虫回避にヒマラヤ岩塩・木酢液・高濃度食酢などを果樹散布しています。無農薬で栽培をすると、りんごを完全に病害虫から防ぐことはできないため、害虫の駆除にはフェロモントラップも使用し、捕獲しています。
元気に育つりんごは…
無農薬栽培は気候による影響を受けやすいため、春に低温や雨が続いて、大切な葉と小さな実が被害にあうと、収穫がゼロになってしまうという可能性もあります。
順調に成長した場合でも、りんごの病気や害虫に負けないで元気に育つりんごは、加藤さんの無農薬圃場では3分の1程度です。
加藤さんの想い
有機栽培、オーガニック食材は比較的高価なため、日本ではセレブ的イメージもあります。しかし、食べるものがカラダを作っているのだから、健康を維持するため食の安全を一番に求めるのは当たり前のこと。
そんな中、青果を育てる「農業」は、皆様の健康を守るためにとても重要で、大切なお仕事だと考えています。
加藤さんは、食べてくれる方の健康と安全を想い、平成7年から化学肥料を全く使用せず、有機肥料だけで自然農業を目指しています。
毎年観察してる無農薬りんごは、まだいくつもの課題はありますが、何とかやってきました。お客様の健康を第1に考えて出来た結果ですから、安全面ではまったく問題なく皮ごとまるかじりできます。
数量限定となりますが、今年の無農薬りんごをどうぞお楽しみください。
りんご(家庭用)の品種、品質について
家庭用りんごの品質について
無農薬りんごの栽培は虫や天候との闘い。農薬で防除をしていないため、下記のような虫食いやシミ、キズのある場合もございます。りんごの品質につきましては、大きさ不揃いです。下記のようなりんごが入ります。予めご了承くださいませ。
りんごの品種について
その時期に旬のりんごをお届けします。どんな品種が届くのかお楽しみに。
栽培している品種:早生ふじ・北斗・ジョナゴールド・とき・青林・シナノゴールド・ふじなど
お客様の声
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りんさん
評価1評価2評価3評価4評価55
2024/02/14 10:31
箱を開けて有機農法の姿を見て、食べて有機農法の素晴らしさを感じました。歯ざわり、香り、甘み、酸味…絶妙なバランスは驚きました‼️今は農薬で安全より生産性を重んじてますが、こうやって安心を重んじ実らすまでは大変なご苦労があると思います。気象も荒れる今日。本当に感謝です。ありがとうございます。 -
たれっちさん
評価1評価2評価3評価4評価54
2023/10/25 12:06
10年以上 毎年 福田さんのりんごを購入させて頂いています。 今年のりんごは 味は甘酸っぱくて 美味しかったですが、 ふかふか(すかすか?)で、噛みごたえは 全く無く 残念でした。 今までは シャキシャキで 噛みごたえも 良かったのですが 一昨年だかも ふかふかの 時が一度ありました。 今年は2回目のふかふかでとても 残念でした。 ただ、福田さんのりんごしか 生では食べられないので、有り難いです。 こちらのりんごは 嗜好品と言うより りんご断食の時に頂くので 他のりんごだと 減農薬でも 腹痛が凄くて 七転八倒してしまいます。 同じような 規格のJAS有機りんごでも 体に異変が出ます。 ですので、福田さんには ずっと 続けて頂きたいです。 -
チョコりんごさん
評価1評価2評価3評価4評価55
2023/02/20 22:33
大事に育てていただいたりんご、とても美味しくいただきました。時々シャインマスカットの様なお酒の様な…そんな香りがするものもありました。主人と「すごいりんごだね」と感動でした。 皮のシミなどは、それだけ過酷な自然の中、よく頑張ってくれたなと、愛おしくなりました。 これからもたくさんいただきたいと思います!