北海道赤井村・滝本さんよりお届けします。
有機・無農薬栽培のアスパラガスはとても希少です
アスパラガスは「植え付け」から「収穫」ができるまで3年間かかります。
3年後にしっかりと元気で美味しいアスパラを収穫するために、堆肥を100t単位で畑に入れていきます。そして、3年間、毎年肥料をやり、草をとり、丁寧に育てます。実に根気のいる作物です。
特に、除草剤を使わずに栽培するのは、作業的にも、管理的にも非常に労力のかかることです。しかも、その作業はまだ収穫の始まらない当初の2年間が重要なのです。生産者のしっかりとした考え方がないと続かないのが、アスパラの有機栽培です。
今回お届けする北海道産アスパラの生産者は滝本農場さん。味と安全性にこだわって農薬・化学肥料を使わずに粘り強く美味しいアスパラを育てています。

朝どり産直便は、25年間続いています
滝本さんのアスパラガスは、早朝に収穫し、クール便で産地直送させていただきます。
実は、春の北海道産アスパラの「朝どり産直便」が始まったのが、今から25年以上前。
朝どりアスパラガスの産直便の美味しさが評判となり、どんどん広がっていきました。
北海道有機栽培アスパラの第一人者・滝本さん
自らを「赤井川村のおじい」と称する滝本さん。
有機栽培をはじめたのが1995年。北海道有機栽培アスパラの第一人者です。
そのバイタリティは年齢を感じさせません。赤井川村は北海道でも珍しいカルデラ盆地。北海道の他の地域より寒暖差がさらに大きく、アスパラガスの栽培には最適な場所です。
そして、滝本さんの土づくりに対する工夫は人一倍です。発酵鶏糞、米ぬか、魚粕、粉炭などで独自の肥料をつくって、毎年「おいしい!」といわれるアスパラを育ててくれています。

※一番おいしい時期を判断して出荷します。天候等により1日当たりの出荷量が変わることから、お届け日の指定は承れません。原則、朝採り当日クール便出荷です。
※お届け時間の指定は可能です。→午前中、12時頃〜14時頃、〜16時頃、〜18時頃、〜20時頃、〜21時頃
※生産地の天候の状況により、出荷期間が変更になる場合があります。
※こちらの商品は「代引き」でのお支払いをご利用いただけません。その他の決済方法をご利用ください。
アスパラガスをおいしく食べるためのコツ
北海道の旬のアスパラは調理のちょっとしたコツを知っているかどうかで味わいが大きく違ってきます。グリーンアスパラガス、ホワイトアスパラガスを美味しくいただくコツをご紹介します。
アスパラガスの保管
到着後すぐに調理できない場合は、
●袋に入れたまま、「立てて」冷蔵庫の野菜室で保管。
「袋にいれる」ことと「立てて」置くのがポイントです。もう少し手がかけられるならば、水を少し含ませたキッチンペーパーを袋の中の下に入れ、その上に立てておくと尚良しです。乾燥から守ることと立てることがポイントです。
グリーンアスパラガスをおいしく茹でるコツ
調理方法としては、茹でる、炒める、焼く、蒸すなど様々な調理方法がありますが、ここではおいしく「茹でる」コツをお伝えします。
●まず、固さを確認。茎の下のほうに爪をたててサクッと爪が入らないようであれば少し固くなっているので、下から2〜3cmの部分の皮を剥きます。
●まな板と手のひらに塩を少々振って、向きをそろえてコロコロと5回程度ころがします。板ずりです。
●茹でる前に切らないこと。長いままゆでます。お鍋に入らなければフライパンで茹でましょう。
●注目!ほんの少しサラダ油を入れます。これは、中華の技術ですが、高温で短時間で茹で上げたいため、水の表面に油の膜を張って、お湯の温度が高い状態をキープするためです。
●沸騰したお湯に、アスパラを立てて、茎の下のほうを先に茹でます。20秒ぐらい立てて茹でたら、全体を寝かせて茹でます。茹で時間は、1分30秒から3分くらいです。茹ですぎは禁物。さっと茹でることを意識してください。
●茹で上がったらすぐに冷水にとり、クールダウン。
●ざるなどにとって水を切って出来上がり。
この苦味はサポニンという成分は人によっては口の中に残る苦味で、せっかくのホワイトアスパラが美味しく感じられない場合もあります。この苦味を消す方法は、じっくりと茹でることと、茹で汁でそのままゆっくりと冷ますことなのです。
切り落とした茎と皮も一緒に茹でることで、ホワイトアスパラの旨みを茹で汁に溶け込ませ、茹で汁に入れたままで冷ますことで、ホワイトアスパラガスの濃厚なうまみが生まれます。