家族みんなで楽しめるルイボスティー

ルイボスティーは、南アフリカ原産の「ルイボス」という豆科の植物が原料のお茶です。ノンカフェイン、ノンカロリー。
小さいお子様からご年配の方まで、みなさんに安心して飲んでいただけるお茶です。

ルイボスティーの効能、利用方法をご紹介します。

この記事の目次

ルイボスティーってどんなお茶

ルイボスティーの語源

赤いルイボスティー

南アフリカのセダルバーグ地域の言葉で、「ROOI」は赤い、「BOS」は薮という意味があり、ルイボスティーを直訳すれば、“赤い薮のお茶”となります。
この地域の原住民が「不老長寿の飲み物」「病気を治すお茶」として語り伝えてきたもので、このお茶の不思議な力を「赤い薮の奇跡」と呼んでいました。

ルイボスは豆科の植物

ルイボス

ルイボスの学名は「アスパラサス・リネアリス」と言います。南アフリカのセダルバーグ山脈地帯だけに自生している豆科の植物です。成長すると1~1.5メートルほどの高さになり、茎は細長く、葉は松の葉に似た針葉樹の一種です。お茶には、ルイボスの葉と小枝を乾燥させたものを用います。

セダルバーグ山脈の一帯だけに生息するロイボス

ルイボスが自生するセダルバーグ山脈

ルイボスが育つのは、南アフリカのセダルバーグ山脈の一帯だけです。年間雨量はわずか380~650ミリの厳しい乾燥地です。土壌は赤色でしかも酸性という、ふつうの植物が育つのにはきわめて悪条件な場所ですが、幸いに土はやわらかいので、ルイボスは、土中深く根を延ばし自生しています。

やがてこのお茶の存在が知れ渡り、ルイボスティーの需要が増えてきたため、南アフリカ政府は、栽培面積を増やそうと試みました。しかし、広大な南アフリカの中でも、ケープタウンから360キロ離れたクラン・ウイリアムという町を囲む、セダルベルグ山脈一帯のみでしか生育しませんでした。ルイボスが育つ条件を備えている土壌は、世界に1ヶ所しかないのです。

今では人工栽培が可能になりました

ルイボスの栽\栽培圃場

増える需要に応じて人工的に栽培しようと努力した結果、今ではセダルベルグ山脈一帯の地域に広大なルイボスティーの専用農場ができました。豊かに肥えた士地にルイボスの農場が広がり、住民の大半がルイボスティーの栽培や生産に従事しています。

南アフリカから世界各国に輸出されています

セダルバーグ地方だけの飲み物だったルイボスティーは、人工栽培が可能になり南アフリ力国中の人々も飲むようになりました。そして、このお茶が、健康にいいだけでなく、アレルギー症状や腹痛などにも効き、美容・美肌にもいいという評判が国外に知られるようになり、今では日本も含め世界各国に輸出されるようになっています。

体にやさしいルイボステイーの有効成分

現代人に不足がちなミネラルを含み、かつノンカフェインのルイボステイは、子どもからお年寄りまで安心して飲むことができるお茶です。

ミネラルが豊富

南アフリカは世界に冠たる紘物産出国、ルイボスの育つセダルバーグ一帯の赤い大地は、いわばミネラルの宝庫です。そこで育つルイボスにも、リン、カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラル類が含まれています。ミネラル類は、健康を保つ上でとても大切で、不足すると、体にさまざまな悪影響が出てきます。たとえば、肌がかさかさしてくる、新陳代謝の低下や免疫力のおとろえ、体の成長不良など。カルシウム不足は、いらいらして、怒りっぼくなるなど精神面への悪影響があることも分かっています。

ダイエット中の飲み物に

マグネシウムは、便秘薬としても処方されるミネラルで、腸の中で水分を集め便を柔らかく保つ働きがあります。カリウムは、むくみの原因のひとつナトリウムを排出を促します。ダイエット中の飲み物に最適です。

低タンニン、ノンカフェイン

飲み物としてルイボスティーがすぐれている点は、タンニンの含有量が少ないことにあります。そしてカフェインを全く含んでいない点です。
タンニンは普通の緑茶や紅茶に大量に含まれて、その苦み・渋みの成分となっています。ルイボステイーのタンニン含有量は平均して煎茶の1/5、紅茶の1/8と少ないので、非常に口あたりがいいお茶に仕上がります。

活性酸素消去除去作用(SOD様作用)

ルイボスティーには、普通の野菜の100~50倍の抗酸化パワーが確認されました。セダルバーグ山脈地帯は、乾燥地帯で雨が少なく、高原地帯特有の紫外線の直射が強い地域です。ルイボスは、自らを守るために「抗酸化成分」が多量に含まれるのだと考えられています。
しかも、ルイボスティーのSOD様物質は、そのまま身体のすみずみに運ばれ、活性酸素の発生源に直接入り込み、過剰な活性酸素をその場で消去してくれるので、人工のSOD食品の比ではないといえるでしよう。

SOD酵素は、私たちの身体の中に存在しますが、40歳を過ぎる頃から急激に生産量が減少し始めるため、活性酸素の中和が追いつかなくなってきます。そこに、活性酸素を発生させる要因(不規則な生活習慣・乱れた食生活・ストレス・薬害・食品添加物・大気汚染・紫外線など)が加わることで、悪玉活性酸素の発生に拍束がかかってしまうのです。身体の不調、シミ・シワなどの美容面にとどまらず、あらゆる深刻な病気に関わっているのがこの活性酸素だと分かってきました。

妊活中にもおすすめの飲み物です

それは、卵巣に蓄積された活性酸素が、酸化ストレスを引き起こした場合、卵子を傷つけてしまいます。これを防ぐため、活性酸素を溜めないことが必要です。その方法として、1つは、健康な生活を心がけること、もう1つは、抗酸化物質を食品から摂取することです。ルイボスティーには抗酸化物質が含まれるため、妊活中の飲み物にぴったりです。また、ミネラルの補給に役立ちます。

ルイボスティーの作り方と使い方

野生ロイボスは、1包み(3.5g)で、たっぷり抽出できます。

ルイボスティー

①ヤカンで煮出す

水から入れても大丈夫です。沸騰後、火を弱めて15分~20分ほど煮出すと、3Lも抽出できます。濃い目がお好きな方には、1.8Lの水で煮だすのがおすすめです。
15分ほど煮出すと抗酸化力が増すという実験結果があります。
そして、一番経済的で、美味しい、お勧めの淹れかたです。

冷たくしたい場合は、そのまま冷蔵庫で冷やしてください。

②熱湯を注ぐ

ポッ卜に熱湯を約750cc注ぎます。
濃い目がお好きな方は、350ccほどで。
ポッ卜の代わりに、ジャーポットにすると保温も出来て便利です。

③濃く淹れる

1.8Lヤカンで2~3袋入れで濃く煮出します。
冷蔵庫に保管すると、1週間近く持ちます。
熱湯・氷水・豆乳・牛乳などで割ってお飲みください。

どのように淹れても、美味しいです。

アレンジドリンク、お料理、出がらしも使い方いろいろ

そのまま飲んでもおいしいですが、ちょっとアレンジして楽しんでください。

①他のハ一ブティーとブレンド

ルイボスティーが、相手のハーブを引き立でます。

②コーヒーも

ルイボスティーで淹れると美味しくなります。特にアイスティーにすると、味が安定して美味しいと評利です。

③お料理に使えます。

・野菜をゆでると色がきれいに出で色変わりしにくいです。
・揚げ物の衣に使うとカラッと揚がり、油も傷みにくいです。
・お魚の煮物では、生臭ささを押さえ、フワッと美味しくなります。
・お肉の煮込料理では、臭みを消し、柔らかくします。
・煮物に使うと旨味が増し、煮込み時間が短くてもおいしく出来上がります。
・酢の物は、味を円やかにします。
・傷みにくく、天然の防腐剤となります。

④化粧水がわりに

痒みと炎症を押さえます。油をとる働きがあるので、メーク落としに。保湿力があるので,リンスや化粧水としても使えます。

⑤まだまだ!使い終わったティーパック捨てないで!

・お皿洗いに、シンタもピッカピカ
・お風呂にいれたらお肌はスベスベ
・乾燥させてクツや靴箱の脱臭剤がわりに
・最後に、植木や畑の肥料にしましょう


野生のルイボスのみを使用した「野生ロイボス(3.5gx30包)

セダルバーグ 山脈周辺に自生する野生のルイボスの葉のみを使用しています。自生したロイボスなので農薬は使用していません。

野生ロイボスティ―

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