鶏の健康を第一に 抗生物質不使用・無投薬の鶏肉をご案内します

手作り棒棒鶏とチキンソテー

鶏肉は、比較的手頃な価格帯で食卓に上がることが多いおなじみの食材。
「本当に安心・安全な鶏肉を届けて欲しい」というご要望をいただき、現在e有機生活では2つの産地の鶏肉をお届けしています。

「米沢郷牧場」・「つくば鶏」での、健康第一に考えた飼育方法(抗生物質不使用・無投薬飼育)についてご紹介します。毎日の食卓に、安心の鶏肉を試してみませんか?

 

鶏の健康を第一に考えています。認証も取得しました。

一番は鶏の健康。抗生物質不使用、無投薬飼育。

鶏の健康。それは、養鶏で生計を立てるものにとっては、第一に考えることではありませんでした。商売なので仕方のないことかもしれません。できる限り早く成長させ、出荷をするという効率化が進んでいきました。そんな中、抗生物質や抗菌薬を与える現状の養鶏に疑問を感じ、行動に起こしたのが「米沢郷牧場」と「つくば鶏」です。どのように育てているかというと?
 

〇風が通り抜ける気持ちの良い「鶏舎」。環境を整える。
〇過密すぎることなく、動ける環境を作ってストレスを減らす。
〇遺伝子組み換え不使用のバランスの良い餌と、ミネラル豊富な水を与える。
〇抗生物質や抗菌剤を、あらかじめ与えることはしない。
 


「鶏を健康に育てること」で抗生物質など薬を使わずに、安心安全の鶏肉をお客様にお届けできる。自分たちの仕事に誇りを持ち、自信をもって皆様におすすめできる。 この養鶏は、鶏のためでもあり、消費者のためでもあり、自分たち生産者のためでもありました。

アニマルウェルフェア認証と有機JAS認証を取得

米沢郷牧場は「アニマルウェルフェア認証」を取得し、つくば鶏は「有機JAS認証」を取得しています。飼育工程や管理に至るまで、外部チェックを受けて認証を取得しました。鶏の生育方法や与えている餌の品質も、お墨付きです。

日本初!肉鶏飼育でのアニマルウェルフェア認証

「アニマルウェルフェア」とは、日本では「動物福祉」と訳されています。家畜として飼われている動物たちは経済動物であっても生き物としての「幸せ」を守るべきである、という考え方です。

具体的にどんなことを行っているかというと?

●毎日鶏の健康観察や記録を行う
●良質な餌や水を与える
●清掃消毒を行って鶏舎を清潔に保つ

など、鶏の健康を重視し、鶏にとって快適な環境を作っています。鶏のストレスを減らし健康を保つことにより、生産性の向上が見込め、さらに安心安全な鶏肉を自信を持っておすすめすることが出来ます。

米沢郷牧場では、2014年5月、日本初の肉鶏飼育でのアニマルウェルフェア認証を取得しました。

日本で唯一!鶏肉の有機JAS認証取得済み

鶏肉がJAS有機畜産物として認定されるためには厳しい審査が必要です。

●JAS有機認定を受けた飼料原料を95%以上使用すること
●JAS認定を受けた飼料工場で製造されたオーガニック飼料で飼養されること

など、様々な条件をクリアし日本で唯一有機JAS認証を取得しているのが「つくば鶏」です。

鶏の一般的な飼育方法

写真:ひよこ

一般的な養鶏場での飼育方法

国産の鶏でも、様々な飼育方法があります。その中で一般的なのが、生産性を重視し抗生物質や抗菌剤を飼料に加えて育てる方法です。

一般的な養鶏場では、鶏舎1㎡あたり16羽前後と飼育密度を高めて育てます。密であるがゆえに、病気の発生を抑えるため、そして成長を促進させるために、抗生物質や抗菌剤を飼料に混ぜて育てています(出荷7日前まで可能)。

また、鶏舎を密閉し1日中照明を点けて飼育していることもあります。その方が餌をよく食べて早く太るからだそうです。ブロイラー農家の約68%が行っているとの報告もあります。

写真:ニワトリ

そのような飼育をする理由

多くの養鶏場がこの飼育方法をしているのは、どうしてでしょうか?

それは、投薬により病気になるリスクを下げて、1度に多くの羽数を出荷することで、価格を抑えて販売するため。効率的に生産しているからこそ、今の鶏肉の一般価格があるのが現実です。そのような飼育方法が一般的であるという事実を、まず「知る」ことが大切です。

私たちが大切に考えているのは、安心安全。鶏にとってストレスフリーの環境、安全性に配慮したこだわりの飼料、そして無投薬・抗生物質不使用での飼育です。
 

 

気になる薬剤耐性菌

 

現在、様々な病原菌が薬剤に耐性を持ちつつあることが問題となっています。これは人が病気になった時、その原因が薬剤耐性菌だとすると、薬(抗菌剤)が効かなくなること。

薬剤耐性菌が発生するのはなぜでしょうか。医療現場で人へ薬剤が多用されてきたこと、そして多くの国で家畜の肥育促進剤として抗生物質が使用されてきたことが、その発生の可能性として挙げられます。人にも動物にも常時薬を使うと、次第に「病原菌」も薬に強くなっていく、というのは構図的に納得のできるものです。

家畜の飼育の方向性を変え、飼育の際に過多な薬は使わない。もともと持っている免疫力を高める。そんな選択肢があります。

 
   

毎日の「食」をどのように選ぶか?

毎日の食卓を考えるキッチン

生きるために大切な「食」。どのような食材がどのような効果をもたらすのか、様々な研究がされています。同時に経済も回っていて、生産者側も消費者側も、価格というのは大切な要素です。そして情報も様々得られる世の中です。自分なりに考えて「食」を選ぶことが、とても大切なことだと考えています。

体のために、地球のために。何を知り、何を選んで、何を食べるか?一度考えてみませんか?

私たちe有機生活は「安心安全の食をお届けする」という理念を持って商品をご案内しています。
ご案内している商品の生産者は、大量生産・大量消費・経済最優先ではなく、地球環境や循環、食の安全性に対して信念を持っている生産者ばかりです。

   

健康に育てた鶏、安心安全な鶏肉をお届けします

心地よい良い環境で、抗生物質不使用・無投薬飼育で育った「健康な鶏」をお届けしたい。体を作っている毎日の食には、ぜひ「安心な鶏肉」を使ってほしい。

そんな信念に基づき、鶏の健康を第一に考えている2つの産地をご紹介します。

 

米沢郷牧場(宮城県七ヶ宿町)

写真:米沢郷牧場の鶏舎

現代の養鶏の過密飼育、閉鎖鶏舎、運動不足によるストレス、大量の抗生物質投与…そんな状況を一番良く理解しているのが、生産者です。

この悪循環を断ち切ろうと、米沢郷牧場は無投薬飼育をはじめました。抗生物質、抗菌剤等を一切使わずに鶏を育てています。山形県と宮城県の県境に位置する七ヶ宿町。木々に囲まれお日様と風の入る鶏舎で動き回って育ちます。

「人間と同じで、風通しのいい家と安全な食べ物があれば、自然と元気な鶏が育つ」

シンプルな考えほど、実行するのは難しいものでした。信念を貫き、米沢郷牧場は日本で初めて、肉鶏飼育でのアニマルウェルウェア認証(快適性に配慮した家畜の飼養管理)を取得しました。

効率重視ではなく、安全・健康第一で養鶏を行っています。薬を使わず健康な鶏を育てるために、米沢郷牧場では様々な工夫をしています。
 

 
写真:鶏舎の外観

心地よい環境と無投薬飼育

自然光や風の入る鶏舎でストレスの少ない空間を作っています。ヒナの頃から全ての期間中、抗生物質不使用・抗菌剤不使用。無投薬飼育で鶏を育てています。

写真:飼料と水

こだわりの飼料

非遺伝子組み換えの大豆・トウモロコシ・地元の米を使用した自家製配合飼料を使用。飲み水は鶏の腸内環境を高めるために岩石のミネラルを溶かし込み、自家製の有用微生物を添加させています。

写真:鶏舎の中の様子

長めの飼育期間

一般的に若鶏は50日程度ですが、米沢郷牧場の飼育期間は60日~70日です。時間をかけて育て、よく運動することで肉がしまり、歯応えも良くなります。

つくば鶏(茨城県筑波山麓)

写真:つくば鶏の生産者

つくば鶏は、有機JAS認証を取得している、唯一の国産鶏肉です。

つくば鶏が、鶏の有機飼育の検討を始めたきっかけは、アトピーの子供が増えて、その原因として影響しているであろう「食の安全」に危機感を抱いたことでした。有機認証を受けるのはとても厳しいものですが「誰から見ても安全な鶏を育てたい」という強い想いで、有機認証を受けるための課題を一つずつクリアしていきました。

筑波山麓の林と川の清流に囲まれた自然豊かな場所。広々とした鶏舎(1㎡あたり10羽以内)と屋外の運動場を行き来し、鶏にとって心地よい環境で健やかに育ちます。

抗生物質不使用・抗菌剤不使用はもちろん、飼料もすべて有機農産物を使っています。飼料の約3割は、自社の田んぼで有機栽培をしたお米。田植えから稲刈りまで、すべて行っています。手間ひまをかけ、有機JAS認証を取得しました。自信をもっておすすめできる安心安全な鶏肉です。
 

写真:鶏舎の外観

日本で唯一のオーガニック(有機JAS)認証

鶏肉に加工する工場、小分け工場に至るまで有機JAS認証を取得しています。

すべて薬品による消毒が不可のため、有用微生物による独自の方法で有害細菌を除去しています。

写真:つくば鶏の鶏舎

無投薬飼育・こだわりの飼料

ヒナの頃から全ての期間中、抗生物質不使用・抗菌剤不使用。無投薬飼育で鶏を育てています。飼料には、国産米、トウモロコシ、大豆など、有機JAS認証を受けたものに限定。動物性たんぱく質を使わず、純植物性飼料で育てています。

写真:つくば鶏運動場の様子

運動場を設けています

自由に外に出て動ける運動場を設置しています。

動物福祉(アニマルウェルフェア)の考えを重要視し、のびのびと健康に育てることを大切にしています。


 
   

e有機生活は2022年、鶏肉を6,314パックを出荷させていただきました

おかげさまで、抗生物質不使用・無投薬飼育の鶏肉を探して購入してくださるお客様が増えています。

2021年は合計3,932パック出荷、2022年は合計6,314パックを出荷させていただきました!ありがとうございます。

商品点数が少しずつ増え、定期購入、業務用、お試し送料無料商品と揃えてまいりましたが、まだまだこれからもお客様にとって使いやすい商品・サービスをご案内してまいります。

お客様からのご感想

「米沢郷牧場の鶏肉」「つくばオーガニックチキン」について、お客様からたくさんの声をいただいています。一部ご紹介させていただきます。

抗生物質不使用の鶏肉で調べて、他のサイトの鶏肉と食べ比べてみました。こちらが美味しかったので定期でお願いしました。
安心で、しかも美味しいのでおすすめですよ。(埼玉県・Kさま)


 
無投薬の鶏を探していました。
冷凍なので、前もって冷蔵庫に入れてじっくり解凍しています。1パック300g。1回分にちょうどいい量です。また、買い物も控えたいので冷凍庫にストックがあるのはとても安心。
シンプルな調理で、とても美味しい鶏肉です。(京都府・Sさま)


 
鶏の飼育についての記事を読み、購入しました。
まず「知る」ということは大切ですね。
なかなか全部をいいもの、というわけにはいきませんが、子どものためにも、よいものを少しずつ、そんな風に選んでいきたいと思います。(石川県・Mさま)


 
鶏肉が嫌いでしたが、米沢郷牧場の鶏肉で変わりました。臭みがまったくなく、余分な脂もなく、塩こしょうだけでも美味しいです。取扱い続けてくださいね。(東京都・Sさま)


 
アレルギーや化学物質過敏症もあり、食は慎重に選んでいます。こちらの鶏肉は、試してみたところ全く気になる点がありませんでした。安心していただけるので、生産者の方々に感謝です。(大阪府・Yさま)
 

鶏肉お試しセットから定期購入・業務用まで

鶏肉は全品【1袋300g】入り・配送は冷凍でお届けします。
業務用と鶏肉おまかせセットは「送料無料」。その他の商品は「地域別送料・クール代310円別途」となります。冷凍商品合計8,000円以上で送料300円割引、11,000円以上で送料クール代ともに無料となります。

お得なおためしセット(送料無料)

お一人様1回のみのお試し商品となります。鶏肉の種類はおまかせ!大セットは6点、小セットは4点を送料無料でお届けします。

   

おすすめ!!選べる6種セット(セット割引あります)

お好みの鶏肉を6種類お選びいただけるセットです。選ぶ種類により、価格は変わります。通常価格の3%offでご案内しています。「手羽元3個・ムネ3個」「ササミ6個」「つくばモモ2個・ムネ2個・ミンチ2個」など、お好みの部位をお好みの数お選びいただけます。

   

通常商品・セット商品

鶏肉300g1袋からご購入いただけます。モモ3袋ムネ3袋の「万能セット」など、3%offのお得なセット商品もございます。
   

お得な定期購入

鶏肉を1袋単位でお選びいただけます。ご自由に組み合わせていただき、毎月〇日・14日毎など、ご希望のお届けサイクルを設定してください。初回から3%offでお届けします。お届け回数によりさらに割引となり、最大8%offでご購入いただけます。定期購入の数量を変更したい場合は、マイページからお客様ご自身でご変更をすることができます。(種類を追加する場合は、弊社までご連絡くださいませ)
   

業務用鶏肉

同じ種類の鶏肉30個・24個セットとなります。工場直送でお届けします。通常価格の10%off、送料無料・クール代無料でお届けします。業務用、寮や相撲部屋、イベント時、また大きな冷凍庫をお持ちのお客様にご利用いただいております。