
鈴木さんのこだわりはなんと言ってもその土作り。
庄内の中でも「藤島地区」はミネラル豊富な良質な粘土質の土質に恵まれています。
さらに長年研究してきたオリジナルの有機発酵肥料(昆布、かつお節、米ヌカなどを主成分とした独自の肥料)を使って、土の中にいる微生物を活発化させ、ふかふかした独自のやわらかくしっかりと根の張る良質な田んぼを作り上げてきました。
その土壌からは絶滅危惧種である赤蛙が見られ、ミミズもイナゴも小さな生物もたくさん共存しています。動植物にとって住みやすく生きやすい環境であるということは、自然に近い状態であるということですね。

それだけこだわった土作りを行う鈴木さんの田んぼは、周りの田んぼとは一線を画しています。一つ一つの稲がしっかりと立っていて、豪雨でも倒れません。また、植える稲の数も違います。収量を多く穫ろうとすると1株の数は多くなり、間隔も狭く植えなくてはなりません。
鈴木さんの田んぼは、写真右側。等間隔で株数も少なく量は取れませんが、風も陽も入りやすく、栄養もしっかりと行き届きやすい田んぼになっていることが見て取れます。
ぜひ「おやじの米」、一度ご賞味ください♪