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希少な無農薬りんごをお届けします
2022年今年の栽培状況
福田さんは、農薬を使わず自家製の「りんご酢」で防除をされています。
今年も猛暑ですが、昨年も猛暑で虫が多く発生し、9月以降はりんご酢が足りず早生品種の早生ふじや北斗は収穫できませんでした。
りんご酢の仕込みには一年近くの時間を要します。2022年用のりんご酢は、仕込みを2倍にし、昨年のような猛暑でも対応できるように準備をしてきました。
今年も猛暑、そして青森は8月に降り続いた大雨の影響を受け、岩木川沿いの畑が堤防の決壊により全滅しました。そのため、早生りんごの収穫量が減少しています。
福田さんからのメッセージを最後にお伝えします。
「闘病されている方や化学物質過敏症の方など、お困りの方に届けてください」
希少な無農薬りんごをどうぞよろしくお願いいたします。

青森県でりんごの有機認証を取得している生産者は、たった3名。
りんごの無農薬栽培をしていると「バカじゃないか」と言われてきました。その理由は・・・虫がつかないように対応をするのも回数が多く、その都度手間暇がかかること。そして最終的な収穫量は、慣行栽培の1/2〜1/3だからです。商売として成り立たたないのではないかと言われたそうです。
それにもめげず、無農薬で育てたいと信念をもって、福田さんは17年間、化学合成農薬、化学肥料を使用せず、様々な試行錯誤をしながら栽培を続けてきました。そして2005年に、有機JAS認証を取得しました。福田さんのりんごファンは、全国にいらっしゃいます。



農薬や化学肥料を与えない分、太陽をたくさん浴びて、病気にならないようにします。だから1本の木になる実がとても少ないのです。

私たちが訪問したのは、ちょうど摘果の時期。
畑を廻り説明しながら、次々と無農薬りんごの実を落としていきます。
あまりにも落としていくので、どのようなりんごを落とすのか聞いてみました。
(1)りんごとりんごの間隔を一定にする
(2)元気がない実
(3)長年の勘
とのことでした。

研究熱心な福田さん、有機栽培の勉強会にも積極的に参加しています。
ご自分でもいろいろ研究されており、ただ今アップルビネガーを開発中です。
摘果したりんごを利用したアップルビネガーは、いろいろな病気の予防なるそうです。
この自作のアップルビネガーは、特許申請中!!
これで、病気に強くなり、見た目も慣行栽培と変わらない無農薬りんごが出来るようになりました。
野菜にも使えるそうです。


福田さんのりんごは、病気で困っている方たちにも届けられています。
例えば、化学物質過敏症で慣行栽培のりんごが食べられない方もいらっしゃいます。
無農薬りんごは美味しく食べられるというみなさんからの感謝の手紙が励みになるそうです。


お届けするときには、「無化学合成農薬・無化学肥料」に表示が変わります。これは、有機JAS法によって有機農産物を小分けする場合、小分け業者として認証を受ける必要がありますが、セットセンターでは、この認証を受けていないため、ここから先「有機農産物」と表示できなくなるためです。


その時期に旬のりんごをお届けします。どんな品種が届くのかお楽しみに。
栽培している品種:早生ふじ・北斗・ジョナゴールド・とき・青林・シナノゴールド・ふじなど

下記のようなキズやシミのある場合もございます。


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