2023年度黒人参について
毎年大好評の黒人参ですが、昨年九州に大雨が降った影響を受け、黒人参の栽培ができませんでした。2023年度は黒人参のお届けをすることができません。楽しみにお待ちいただいていた方々には、大変申し訳ございません。
2018年より販売開始
黒人参トータル 約21,010本※ 販売!!
季節限定商品!!
※販売実績2,101kg(黒人参1本=100gにて計算)

原種に近い黒人参。国産黒人参は希少です。
人参の原産地はアフガニスタン付近。中でも紫色の黒人参(紫人参)は、ヒマラヤ山脈で生育していた人参の原種に近く、3000年前から栽培されていた歴史の古い野菜。世界で一番多く栽培されているのは、中東とヨーロッパの境界に位置する「トルコ共和国」。トルコでは健康のため、黒人参を搾った「サルガムジュース」が愛飲されています。
実は、そのトルコから種を持ち帰り、栽培をはじめたのがこの黒人参の生産者、長尾さんなんです。日本でも大規模に栽培している農家さんはまだ少なく、大変希少な黒人参。長尾さんは特別栽培で育てました。
あのブルーベリーの約2.2倍!!ポリフェノールに注目!!
黒人参の栄養成分をチェック!!食物繊維、鉄分、カルシウムなども豊富なのですが、最大の特徴といえば…ポリフェノール含有量なんです!!ほかの野菜を比較してみると…
黒人参は、トマトの約32倍、ブロッコリーの約2.5倍、果物ですがアントシアニン(ポリフェノールの一種)が豊富と知られる国産ブルーベリーの2.2倍のポリフェノールを含んでいます!!ポリフェノールの中でも、黒人参に多いのは「アントシアニン」。だから紫色なんですね。

※1:黒人参以外の野菜の総ポリフェノール量は、2006年山梨工業技術センター研究報告NO,20記載の「地域農産素材等の機能性解明と高付加価値製品の開発 木村英生、長沼孝多、小松正和、恩田匠 共著」のデータを、黒人参のポリフェノール量は、平成23年3月14日熊本県産業技術センターにて分析された「熊本県産黒人参」のデータを使用しました。
※2:国産ブルーベリーのデータは、平成19年福島県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター発刊「ベリー類のアントシアニン含量の比較」記載の全品種の平均値を使用しました。


低速ジューサーで搾ってみました!!

皮はタワシでよく洗っただけ。細いので、そのまま低速ジューサーに入れて搾ってみました。
カットすると中は紫色や白色の部分もあるのですが、搾ったジュースは黒色。どんな味がすると思いますか?
見た目から味を想像するのは難しいですが…実は黒人参は糖度がとても高い。この時には糖度9.1度でした。オレンジ人参は糖度6度〜8度が多いので、比べてもとても甘い!!さらに、味にクセがなく人参が苦手でも飲めるという声も聞こえてきます。
どんな使い方がおすすめですか?
黒人参は色素が豊富に含まれるため、煮たり焼いたりすると、その料理すべてが紫色になってしまいます。原種に近く栄養豊富な野菜ではありますが、調理に使いづらくオレンジ色の人参が広まったと思われます。
お料理の色が紫色になってもOKな場合は、気にせずお使いください。気になる方やお料理の種類によっては、少々使い方に工夫が必要です。
オススメは…
●生搾りジュース(黒人参のみでも甘くて美味。赤人参とミックスするとさらに飲みやすく)
●単品で調理
●お酢・レモンで味をつける (色鮮やかなルビー色に変化します。レシピ右下の色参照↓)


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