2024年今年お届けする無農薬りんごの生産者を訪ねてきました

2024年も無農薬りんごのお届けがはじまりました!入荷数が少ないため、ご注文順のお届けとなります。この時期だけの無農薬りんごを、ぜひお楽しみください。今年は青森を訪問し、生産者のみなさまにお会いすることができました。いろいろなお話をお伺いしましたので、ご紹介させていただきます。
※規格は、無農薬・有機栽培同等栽培としてご案内しています。無農薬または有機栽培同等栽培のりんごとなります。
晴香園 福田さん

二人三脚のりんご栽培
無農薬りんごの栽培は20年以上という大御所の福田さん。繁忙期以外は、ほとんど福田さんご夫婦だけで作業をしていらっしゃいます。旦那様が枝切りや区画整理など大仕事を担当し、奥様が細かな手作業を行っています。訪問した2024年8月上旬には、奥様が脚立に登って作業をしていらっしゃいました。危なげなく脚立に登っている姿にはビックリしました。
りんごにもいろいろな栽培方法がありますが、福田さんは「密植栽培」という方法でりんごの木を密度高く植えています。りんごの木が大きくなりすぎないので、収穫や選定がしやすいのが特徴です。
昔ながらの手法と細やかな工夫

春先にりんごの花が咲く頃、養蜂家がりんごの蜜を集めるために蜂を放ちます。それによってりんごの花も受粉が進み、りんごの実がなります。福田さんは昔ながらの手法を大切にしています。
慣行栽培で使う除草剤や農薬を使用せず「有機栽培」で育てる福田さんは、りんごの木に様々な工夫をして育てています。ねずみが木をかじってしまわないように、りんごの木の根元にしかけがしてあります。また、ちょうど庭先に摘果リンゴが置いてありましたが、これを使って翌年分のアップルビネガーを作り、りんごが病気にならないよう予防をしています。有機栽培で育てる工夫が満載です。
環境もすべて受け入れる広い心

ここ数年、予測できないほどの異常な猛暑や大雨が続いています。農家さんは都度対応が必要で、中期の予測が難しいと思われます。気候に対する対応は大変ですよね?とおたずねすると…こんな答えが。
「強風で花が落ちる年もあれば、大雨で川の近くの園地が全滅してしまう年もあります。今年は花が咲いた頃の強風と乾燥で実がとても少ないです。一つずつ対応できることはやりますが、天候もすべて受け入れる気持ちでやってます。なるようにしかなりません。」
笑顔で話す奥様。ここのところの天候は、農家にとって本当に厳しいと思います。この夏の気温も未知の世界でした。そんな中でも、地球全体までを想うような海のように広い心だからこそ、有機りんごの栽培ができるのかもしれません。
できる限り環境にやさしい農業を続けたい。このりんごでなければ食べられないという方に届けたい。広い心と強い想いでりんごの栽培をしていらっしゃいました。
和楽堂 留目さん

地球の成り立ちと「土」の重要性
留目さんは、りんご作りを単なる農業以上に、地球そのものの成り立ちと結びつけて考えています。地球の成り立ちとそれにともなって必須となる岩石やそのミネラル分を研究し、それらがどのようにどのようなバランスで「土」を作っていくか。そのバランス次第でりんごの味わいがどう変わっていくか、研究に研究を重ねています。
りんご園地の草は、除草剤を使わずに刈り取っています。しかし、すべての草を刈ってしまうと、虫の居場所がなくなり木に登ってきてしまうとか。虫のためにすべての草を刈り取らず、所々草むらを残しています。それも自然と共生しながら有機栽培でりんごを育てる工夫です。
りんごの品質へのこだわり

留目さんのりんごは、カットしてから酸化が遅いのか、色が変わりにくいという特性があります。これは、土壌のミネラルバランスや栽培方法がりんごの品質に影響している証です。
またりんごの味わいに対して、留目さんは「香り」と「酸味」を重視しています。人間は嗅覚から発達したとのことで、りんごも香りの良さをとても大切にしています。また、酸味があるからこそ美味しいりんごになると、その味わいのバランスを大切にしています。
最新技術である磁場共鳴分析器を使用し、土壌や作物の健康状態を科学的にチェック。伝統的な農法と最新技術を組み合わせ、常に最高のりんごを作るための努力を惜しみません。
健康への貢献と尽きることのない向上心
留目さんはりんごの栽培だけでなく、治療院も営んでいらっしゃいます。地球の成り立ち同様、体も生まれる前後の胎児・赤ちゃんの頃受けた衝撃で変わるんだそう。りんごの栄養と治療の両輪で、体の内外から健康を支えたいという強い想いをお持ちです。
また、リンゴジュースや黒にんにくなどを商品化されています。今後、まだ使い切れていない摘果リンゴでの商品試作や、本の執筆も行う予定だという留目さん。何事も手を抜かない、そんな留目さんが作ったりんご。ぜひご賞味ください。
幸四園 加藤さん

なぜか伸びない草むら

春先に一度草刈りをしてから、8月まで無農薬りんごの園地は草刈りをしていませんが・・・なぜか草は一定以上伸びません。バランス良く自然の循環サイクルがまわっているのかもしれませんね。
無農薬でのりんご栽培

無農薬で栽培するため、病害虫回避のための策を様々講じています。りんご一つ一つに手作業で何重かになっている袋をかけます。病害虫から守りながら同時に赤く色づくよう、実の成長を確認しながらこれをまた一枚ずつ取っていきます。脚立に登りながら、手間と根気のいる作業です。
また、加藤さんは無農薬りんごにヒマラヤ岩塩・木酢液・高濃度食酢などを散布しています。害虫の駆除にはフェロモントラップも使用して捕獲しています。無農薬りんごの栽培で一番大切なのは、早く変化に気づき早く対応すること。毎日園地をまわってりんごの木、葉、実の様子を確認しています。




